防音保護具が聴覚保護具に代わりました
旧JIS T 8161:1983廃止
防音保護具
種類 | 分類 | 記号 | 備考 |
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耳栓 | 1種 | EP-1 | 低音~高音まで遮音 |
2種 | EP-2 | 主として高音を遮音 会話域低音を比較的通す |
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耳覆い | EM |
新JIS T 8161-1,-2:2020制定R2.4.25
聴覚保護具(防音保護具)
性能表示 | 表示される遮音性能 |
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APV | 各オクターブバンド(125,250,500,1000,2000,4000,8000Hz)で想定される遮音値 |
H M L | 高域、中域、低域周波遮音値をH,M,Lで表示 |
SNR | 全周波数領域で1つの遮音値表示 |
JIS T 8161-1 遮音値の測定方法について記載
JIS T 8161-2 聴覚保護具を装着した際に聞こえる音の大きさの推定方法について記載
JIS T 8161-2 聴覚保護具を装着した際に聞こえる音の大きさの推定方法について記載
【耳栓遮音性能の考え方】(SNR値25dB製品の場合)
『作業場音圧レベル』 | - | 『SNR 値』 | = | 『聴覚保護具使用時の騒音レベル』 |
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100dBの場合 | - | 25dB | = | 75dB |
~過度の遮音には注意!~
実効A特性重み付け音圧レベルが70dB未満になる保護具の着用は、コミュニケーション困難となったり警告音が聞こえ難くなるなどのリスクがあります!
正しい着用が維持できなければ聴覚保護具としては機能しません
外耳道は曲がっている
空いてる手を頭上から回し耳上部をつまむ
耳上部を軽く上へ引き上げると外耳道に入れやすくなる。耳栓をねじ込むようにして挿入する
耳栓がきちんと挿入された状態